審査委員一覧
最終審査委員一覧
審査委員長 | 恩藏 直人 早稲田大学 商学学術院 教授 |
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審査委員(順不同) |
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最終審査委員プロフィール
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恩藏 直人 所属 早稲田大学 商学学術院 教授 略歴 早稲田大学商学部卒業。同商学部助教授等を経て、1996年教授。 応募者へのメッセージ 新型コロナウイルス感染症によって、私たちは様々な影響や制約を受けてきましたが、ようやくアフターコロナが見えてきました。私が所属している大学でも、大半の授業が対面になり、サークル活動なども再開されつつあります。日々の生活や消費行動も例外ではありません。できるだけ対面を避けようという姿勢から、できれば対面でという流れになっているようです。。こうしたなか、DMへの期待も変化しているはずです。「アフターコロナ」におけるDMとはどのようになっているのか。DMの進化や可能性を感じ取ることのできる革新的な作品を期待しています。 |
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明石 智子 所属 マーケティングコンサルタント 略歴 電気メーカーを経て、電通ワンダーマン入社。2018年電通ダイレクトマーケティングに合流し、2021年まで執行役員として在籍。ダイレクトマーケティングの父と呼ばれたレスター・ワンダーマンの哲学の下、クリエーティブディレクター、マーケティングコンサルタントとして、数々のクライアント企業の課題解決や後進の育成に取り組む。業界での講演・執筆でも活動中。全日本DM大賞金賞・広告電通賞ダイレクト広告賞受賞、カンヌ国際広告祭ダイレクトライオン入選。2017~2020年米国ANA国際エコー賞審査委員。 応募者へのメッセージ ここ数年でデジタルやデータ連動によるDMの戦略的アプローチが一気に定着し、形あるDMの利点を生かして、心に響くコミュニケーションが増えてきた印象です。コロナ禍の環境下で、DMだから解決できた新しい取り組みも創出されました。B to Bでの活用も際立っています。DMは、届いて嬉しい、役に立つ、周りにも見せたくなるコミュニケーションが原点です。一人ひとりの記憶に強く残るDMとの出会いに期待しています。 |
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秋山 具義 所属 デイリーフレッシュ株式会社 クリエイティブディレクター アートディレクター 略歴 広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。主な仕事に、TOYOTA「もっとよくしよう。」、東洋水産「マルちゃん正麺」広告・パッケージデザイン、AKB48「ヘビーローテーション」、日本フェンシング協会「新国章」デザインなど。「日本パッケージデザイン大賞2017」にて「マルちゃん正麺カップ」が金賞受賞。2016年より「食べログ」グルメ著名人としても活動。著者に「世界はデザインでできている」「ファストアイデア25」がある。 応募者へのメッセージ 世の中の人々が、スマホやパソコンを通して情報を得る時代だからこそ、DMというメディアが持っている、届いて、開けて、見て、触れて、感じるという価値を見直すことが必要だと思います。家に帰ってポストを開けた時、朝オフィスに着いた時にデスクを見た時、どのようなDMがあると嬉しいか、考えてみてください。そこにヒントはあるはずです。新たなアイデア、新たな発見を込められた新しいDMの提案を楽しみにしています。 |
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音部 大輔 所属 株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役 略歴 17年間の日米P&Gを経て、欧州系消費財メーカーや資生堂などで、マーケティング組織強化やビジネスの回復・伸長を、マーケティング担当副社長やCMOとして主導。2018年より独立し、現職。消費財や化粧品をはじめ、輸送機器、家電、放送局、電力、D2C、医薬品、IP、BtoBなど、国内外の多様なクライアントのマーケティング組織強化やブランド戦略を支援。博士(経営学・神戸大学)。 著書に『なぜ「戦略」で差がつくのか。』(宣伝会議)、『マーケティングプロフェッショナルの視点』(日経BP)。最新刊は『The Art of Marketingマーケティングの技法―パーセプションフロー・モデル全解説』(宣伝会議、2021年12月1日発売)。 応募者へのメッセージ デジタルメディアやタッチポイントが充実することで、あらためて人間の身体性に気付かされることも少なくありません。時間と空間をバーチャルに共有するデジタルの空間と、現実の感覚器を通して知覚するリアルの空間ではパーセプションへの影響の仕方は異なります。指の感触に伝わる表面の質感、手に取ったときの質量、目に新しい物理的な動き、開封に要求される手指の動作や視点の動き、嗅覚、場合によっては味覚も動員できます。五感に訴え、パーセプションに大きな変化をもたらすDMの可能性に着目しています。 |
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加藤 公一 レオ 所属 株式会社売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 略歴 1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、アメリカ・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社アサツーディ・ケイ(ADK)にて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアント(広告主)のネット広告を大成功させる。その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。やずやベストパートナー賞 受賞。Webクリエーション・アウォード Web人貢献賞 受賞。「アドテック」「宣伝会議」「日経デジタルマーケティング」「通販新聞」など講演多数。広告・マーケティング業界のオリンピック『アドテック』で3年連続人気スピーカー“1位”。「全日本DM大賞最終審査員」や「International ECHO Awards審査員」、「九州インターネット広告協会の初代会長」も務めた。 応募者へのメッセージ 一般的な"広告賞"は面白い広告・好かれる広告という曖昧な指標で表彰されるのが文化で、商品を多く売った広告が表彰されることはありません。それに比べ"全日本DM大賞"は「売り」に直結する指標で表彰される最高の賞です!近年メールマーケティングやソーシャルなどが注目を浴びていますが、デジタルマーケティングでさえ全ての原点はアナログな「DM」にあると思っています。たかが20年ちょっとのネットに比べ、「DM」には100年以上の歴史があり、そこには先人が命がけで貯めてきた貴重な知恵やノウハウがあります。その知恵やノウハウをベースにさらに進化させた「DM作品」、デジタル業界が参考にするぐらいの画期的な「DM作品」に出会えることを楽しみにしております! |
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上島 千鶴 所属 株式会社Nexal 代表取締役 略歴 顧客中心にタッチポイントを再設計し、チャネルを最適化するBtoCや、事業戦略からマーケティングを定義し、組織成長を後押しするBtoBなど、マーケティング変革コンサルに従事。データ分析を強みとし、【論より成果】 【一過性ではなく再現性】を重視するコンサルタントとして、社内組織で成果を出す仕組み作りを、大手200事業体以上に提供。NIKKEI BtoBマーケティングアワード審査員、コールセンタージャパン コンタクトセンター・アワード審査員。 応募者へのメッセージ パンデミックによって生活スタイルや価値観・商習慣が変化し、新しいテクノロジーによってチャネル連携が容易になりXRも身近になってきました。その反面、現実世界やリアル接点の重要性は増してきています。DMは歴史あるコミュニケーション手段の一つですが、組み合わせ方や新手法によっては可能性が無限大に広がります。データやデジタルを活用し、これからの時代に合わせたDMについて、さまざまな取り組みに出会えることを楽しみにしております。 |
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椎名 昌彦 所属 一般社団法人 日本ダイレクトメール協会 専務理事 略歴 大学卒業後、株式会社電通入社。マーケティング局、営業局を経て、1985年ダイレクトマーケティング専門広告会社、電通ワンダーマンの創立メンバーとして出向。多数のクライアントで顧客獲得やCRM業務の実施及び統括を行い、電通帰任後は通販、ダイレクトビジネス全般の業務を担当。早稲田大学ビジネススクール(インタラクティブマーケティング)、中央大学ビジネススクール(CRM)客員教授等、教育、講演、執筆活動も行っている。 応募者へのメッセージ コロナ禍の影響で、対人営業が困難になる中でのBtoB DMの活用や、顧客との関係を強化するタイプのロイヤリティ向上型DMなどが目立つようになりました。見た目のクリエイティブの作り込みだけではなく、水面下のデータ活用によるターゲットや表現の最適化も普通に行われるようになってきた応募作品ですが、今回もCRとデータ活用、表現と戦略が高いレベルでバランスしたDMに出会えることを期待しています。 |
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藤原 尚也 所属 アクティブ合同会社 CEO 略歴 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)で、TSUTAYA店舗、ディレクTV、ツタヤオンライン事業、DBマーケティング事業の立上げを担当。その後、化粧品会社で(株)デジタルマーケティング責任者や取締役社長を歴任し、2016年に独立。アクティブ合同会社CEOに就任し、様々な企業のデジタルマーケティング支援事業として、(株)ドゥクラッセCMO兼Web事業長を兼任するなど幅広く活躍。その他、大学や多くのセミナーやイベントでも講演をしている。 応募者へのメッセージ コロナ禍を経て、日本は大きく前進しようとしています。しかし、消費者行動が変わり、今まで通りのマーケティングでは、消費者に理解してもらえません。今後は、より一層消費者心理を理解し、自社のサービスや商品の強みを磨き上げ、消費者の変化にタイムリーに対応できるDMが求められていくと思います。変えるところと変えないところ、その見極めこそ大事なポイントです。是非、新しい価値やこれまでの常識を超えるような取り組みなどの応募をお待ちしております。 |
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宮野 淳子 所属 株式会社MJ 代表取締役社長兼CEO 略歴 オーストラリア ロイヤルメルボルン工科大学大学院卒業後、世界No.1化粧品ブランドであるロレアル パリの日本立ち上げ要員として日本ロレアルに入社。ダイレクトマーケティング・CRM事業の立ち上げを経て、デジタルマーケティングの統括、DXを主軸としたマーケティングプロモーションへと変革を行い、カテゴリー売上シェアNo.1など実績を残す。その後、アマゾン ジャパンのソーシャルマーケティング、ブランドマーケティングを統括、ジョンソン・エンド・ジョンソンにてマーケティングトランスフォーメーションを統括し、日本初のDXモデルを構築。後にゴディバ ジャパンCDOを経て2021年4月に株式会社MJを設立。現在では複数企業のマーケティング立ち上げ・DX立ち上げ・成長戦略・新規ビジネス構築、人材育成を推進する。出光興産 デジタル・ICT推進部のGlobal Chief Growth Officerとしての企業サポートや、オールハーツ・カンパニーのブランド室責任者として幅広く各社の業務に携わる。世界最大のリテールサミット「NRF」日本人初スピーカー。 応募者へのメッセージ 私のキャリアのスタートは、DMでした。どのお客様にどのような内容のDMをいつお届けするか、これによって売上を上げたり、お客様とのエンゲージメントを強化したりしていきました。現在DXで実施するマーケィングの根底は、CRMやDMの活動だと思います。DMだからこそ実現可能な心のこもった想いや強いインパクトをお客様にお届ける事ができる。この時代だからこそ考えられる革新的なDMのアイディアを楽しみにしております! |
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斎藤 貴 所属 日本郵便株式会社 郵便・物流事業企画部長 略歴 1989年郵政省入省。省庁再編、公社化、民営化による組織形態の変更にかかわらず、ほぼ一貫して郵便・荷物の関係法令の改正や料金・サービスの改定に関する業務に従事。2013年日本郵便株式会社郵便事業部担当部長、2016年郵便・物流商品サービス企画部企画役、2018年郵便・物流事業企画部付部長を経て、2021年4月から現職。 応募者へのメッセージ 郵便物の減少傾向は世界的潮流ですが、それに唯一歯止めをかけることができる可能性があるのはDMの分野であり、実際にその有用性が広く見直されている状況にあると考えています。コロナ禍で一時落ち込んだDM関係郵便物のご利用も回復傾向にあります。日本郵便は、企業・消費者双方がWin-Winとなるリアルなコミュニケーションのお手伝いをさせていただきますので、「出したくなる」「受け取りたくなる」斬新なDMのアイデアをお待ちしております! |
二次審査委員一覧
審査委員(順不同) |
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岩野 秀仁 所属 マーケティングコンサルタント 略歴 大学卒業後、製鉄会社を経て電通ワンダーマンダイレクトに入社。 7年近くダイレクトマーケティングとCRMの実務を経験。その後サン・マイクロシステムズにてビジネスプランナー、プロダクトマーケティングシニアマネージャーを、マイクロソフトではリレーションシップマーケティングシニアマネージャーとして事業会社視点でのマーケティングの実務経験を積む。 2007年7月、エムアールエム ワールドワイドに入社。神戸オフィスマネージャー兼アカウントディレクターとしてクライアントを担当。その東京本社に移動しシニアプランナー、2017年からビジネス・ディレクターとしてクライアントリレーションを担当、合わせてコミュニケーション全般の企画から運用、分析までの全般的魔な実務を担当。2019年10月よりマーケティングコンサルタントとしてとして独立。事業会社、代理店のマーケティング、教育支援を行っている。 応募者へのメッセージ 新型コロナウイルス感染症の影響下にあったここ数年、BtoC、BtoB問わず企業から直接メッセージを届け、またその反応を直接確認することができるDMに改めて注目が集まっています。その一方でDMは受け取った時の企業と受け手の温度感や距離感のギャップを想定し、クリエィティブを開発しなければいけないという難しいメディアでもあります。そんな中で全日本DM大賞はDMを制作している企業のお手本となるDMが多数応募されている賞です。今年も魅力的で独創的なDMの応募を楽しみにしています。 |
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岡本 幸憲 所属 株式会社グーフ 代表取締役 CEO 略歴 1996年、デジタル印刷の可能性に魅了され印刷業界に転職。ITテクノロジーが進化・成熟する中での紙・印刷の在り方を追求し続け、オンデマンド出版、パーソナライズドDM、フォトブックなど、様々なプロジェクトに参画。特にデータと連携する印刷プロダクションの自動化スペシャリストとして多くのプロジェクトの成功を支援。2012年、『すべてのITと連携する紙』『紙媒体のアプリケーション化』をテーマに、さらに上流レベルでのイノベーションを目指しプルキャストを共同設立。(現:グーフ)エンタープライズレベルにてWeb To Print及びデジタル印刷テクノロジーを活用した事業やサービスの企画・デザイン・プロジェクトマネジメントを担当。現在では国内に留まらず、グローバルなプロダクション連携の実現を目指し活発に活動。印刷テクノロジーの進化と共に実現が可能となるダイナミックな企画で、データドリブンな時代だからこそ活きる紙・印刷を追求し続ける。 応募者へのメッセージ この2年半で社会は変わり、顧客の価値観も変わってしまいました。今何をすれば良いのか? サステナブルへの意識が高まる中で、そもそも敢えてフィジカルなメディアを使うコミュニケーションの目的とは? NEW NORMALに向かって動き出した今、なぜDMなのか?人の心をどう動かすのか?を意識した、フィジカルなDMだからこその機能性とクリエイティビティー高い作品に出会えることができる貴重な年だと思っています。 |
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奥谷 孝司 所属 株式会社顧客時間 共同CEO 取締役 略歴 97年良品計画入社。店舗経験の後、取引先商社出向しドイツ駐在。家具、雑貨関連の商品開発に従事。帰国後、海外のプロダクトデザイナーとのコラボレーションを手掛ける「World MUJI企画」良品計画初となるインハウスデザイナーを有する企画デザイン室の立ち上げメンバー。 応募者へのメッセージ 今お客様の周りにはデジタルのタッチポイントが当たり前のように存在します。いつでも、どこでもデジタルを活用して、友人同士、企業とも繋がれる時代です。そんなデジタルに囲まれた環境で紙を活用したコミュニケーションはなくなるのでしょうか?私はそうはならないと思います。ですので、皆さんにはデジタル時代の紙のコミュニケーションをぜひ考えてもらいたい。人間には五感があります。紙は五感を刺激し、ぬくもりも届けます。ぜひとも、五感を超えた第六感、そしてデジタルをうまく活用したコミュニケーションを考えてみてください。たくさんのご応募お待ちしております。 |
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河中 裕哉 所属 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ 略歴 2005年 株式会社アサツー・ディ ケイ(現 ADKマーケティングソリューションズ)入社。以後、広告、ブランディング、サービス・製品開発、コンテンツ製作など幅広い分野でコミュニケーションディレクションを担当。2017年よりダイレクトマーケティング領域に特化した専門部隊に所属。 応募者へのメッセージ 昨年に引き続き、参加させていただきます。人は、全員違います。全く同じ考え方、感じ方の人間というのはこの世にいません。そんな別々の人間に、大量に、同じものを送る。ある人は、無駄なものを送りつけられたと思い、ある人は、これは捨てられないと思う。そのDMは、贈り物か、紙切れか。いろいろな人の気持ちになって、手にとろうと思います。今年も楽しみです。 |
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隈元 夏葉子 所属 株式会社博報堂プロダクツ 略歴 95年、現博報堂プロダクツの前身となる当社へ入社後、一貫してマーケティング領域に従事。2000年にはプロモーションプランニング事業本部へ、また2016年からはデジタルプロモーション事業本部へ異動し、戦略から戦術まで、さらにはデジタルマーケティング領域へとシフト。2019年からはデータビジネスデザイン事業本部でデータマーケティングに従事。現在は1st Party Dataを活用した相互送客分析や、CRM領域におけるコミュニケーションデザインなどに携わる。 応募者へのメッセージ デジタル優位の現在において、ぬくもりごと届けることのできるDMが伝える雄弁なメッセージは、受け取る人を行動喚起するだけでなく、ブランドとの絆づくりなどにも大いに貢献しています。そういった特性を活かし、これからのDX化社会をリアルという側面で支える役割を担うべく、ぜひ、これまでのDMの枠にとらわれない新しいDX融合型DMの追究に期待したいと思います。 |
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齋藤 愛 所属 富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 略歴 リクルート発行「じゃらん」の編集者を経て、2011年に富士ゼロックス(現・富士フイルムビジネスイノベーション)入社。以来、顧客企業のマーケティング支援に従事。 応募者へのメッセージ コミュニケーションのデジタル化が加速し、生活者がオンライン・オフラインを都合に応じて使い分けるようになった今、デジタルとの橋渡し役を担うなど、DMの役割も変化してきました。マーケティングコミュニケーション戦略において、紙メディアならではの特性をどう活かすのか、DMの新しい可能性に触れられることを楽しみにしています。 |
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末次 一子 所属 株式会社電通ダイレクト 略歴 事業主・専業代理店、両方の立場でダイレクトマーケティングに約20年従事。 応募者へのメッセージ 個人事業主様の小さなハガキに込められた戦略と細かなデータ分析、多くの会員を有するブランドがお客様にお届けする癒しのサプライズ…、事業規模に関係なく1つのダイレクトメールに至る課題と細やかな戦略・そして絶妙なバランスのアウトプットに毎年ヒントをいただき感動しています。先日、自宅にDM大賞の作品を参考にしたのかな?と思うようなDMが届いており、皆さまの作品をとおしてDMの価値が広く伝わりつつあることに嬉しくなりました。今年はどのようなチャレンジをしていただけるでしょうか。楽しみにしています。 |
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中井 孔美子 所属 トッパン・フォームズ株式会社 略歴 カナダのムーア社と凸版印刷の合弁会社トッパン・ムーア社(現トッパン・フォームズ株式会社)に入社後、様々な部門を経験し企画本部に異動。視線計測装置を活用したクリエイティブの検証体制を確立。国内最大級約6万点のDMライブラリに加え、ユーザー・エクスペリエンス(UX)に関わる科学的な調査・分析・コンサルティングの拠点『LABOLIS®』の運営に携わる。2020年4月よりリサーチ部門で、CXを実現するためのリサーチサービスを展開。ダイレクトメールに関する生活者の意識や行動に関する自主調査を行うなど、常に「情報をいかに効果的に顧客に伝えるか」の現場の目線を大切にしている。 応募者へのメッセージ 情報があふれるなかで、デジタル・アナログのバランスを保ちながら進化し続けるDMは、感情に訴えるあたたかみのあるメディアだと思っています。ここ数年でDMは対顧客だけではなく、その送付先を企業、自社の従業員へと拡げてきました。それは、このコロナ禍でコミュニケーションに「リアルさ」が求められているからではないでしょうか。 今回も、さまざまな受取手のココロを動かした多くの作品に会えるのを楽しみにしています。 |
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早川 剛司 所属 株式会社ファンベースカンパニー ファンベースプランナー 略歴 1995年4月~2022年7月まで、株式会社ベネッセコーポレーションで17年、 2012年に出向・転籍したグループ会社の 株式会社東京個別指導学院で10年余り、 ほぼ一貫して、DMを軸としたダイレクトマーケティングや、オンライン・オフライン横断での マーケティング責任者として事業成長に携わる。直近の東京個別指導学院では、 マーケティング改革や新事業・サービス開発を推進し、少子化時代の中、8年連続増収増益を牽引。 2022年8月からは、「ファンベース」を軸として事業支援を行う株式会社ファンベースカンパニーへ移籍。 応募者へのメッセージ 長年マーケティングに関わり、様々な新しいメディアの登場も見られる昨今ですが、 そういった一連のマーケティングコミュニケーションの原点に、常に「DM」の存在があると感じます。 第31回の審査会から携わってますが、応募書類も時間かけて1つ1つ拝見(審査)しています。 どういう想いで顧客と向き合ってのDM活用なのか、それを受け取り手が「共感」できているのかをじっくり理解したいからです。 今年もたくさんの想いこもったDM作品に出会えることを楽しみにしています。 |
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吉川 景博 所属 フュージョン株式会社 アカウントリレーショングループ エグゼクティブマーケティングディレクター 略歴 1993年大手流通小売業入社。マーケティング部門にて広告全般を担当。主に顧客戦略策定、FSP開発、データ分析等、顧客データを活用したプロモーションを実践。現在は、フュージョンにてダイレクトマーケティングを軸とした、企業のマーケティング戦略立案、営業支援、新規顧客開拓などを実践。
応募者へのメッセージ DMは「個客」にダイレクトに伝える強力な「行動喚起メディア」と言えます。「誰」に送り「目的」は何か、その上でどう「行動」してもらうのか。クリエイティブとしては、どのように「呼び止め」、「続きを読む気」にさせているか、そしてそれを「後ではなく今」行動する気にさせているか。DMを受け取ってからアクションに繋がるストーリーまで、デジタルも絡めた「受け取る顧客視点」でしっかり考えぬかれた作品に出会えることをとても楽しみにしています。 |
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米村 俊明 所属 株式会社電通 略歴 複数の広告会社を経て2004年に電通入社。ダイレクトマーケティングを専門領域に事業コンサルティングからコミュニケーション設計・運用に従事した後、購買・行動データを起点とするCRMへ専門領域をシフト。2016年電通デジタル設立に伴い出向し、CRM・デジタル運用型広告のマネジメントに従事。2018年より電通ダイレクトへ出向し、執行役員としてソリューションを統括。2021年より電通へ帰任し、現職。 応募者へのメッセージ マーケティングのデジタル化が進む中、紙媒体としてのリアル感や強制接触力を生かしながら、DMをメイン媒体として活用する企画や、クロスメディアによる顧客体験の一環としてDMを活用する戦略的な意図をもった企画、そして何よりお客様の「気持ちを動かす」メッセージを伝えるためのクリエイティビティ=“工夫・こだわり・驚き”のあるチャレンジングな作品に出会えることを楽しみにしています。 |
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寺田 健一 所属 日本郵便株式会社 郵便・物流営業部課長 略歴 1991年郵政省入省。複数の郵便局勤務の中で、金融、郵便などの窓口を通じて多くのお客さまとの出会いを経験し、公社化後の2006年から日本郵政公社東京支社勤務。民営化後は日本郵便株式会社東京支社において、郵便局を中心としたフロントラインの業務・営業に関する企画や支援に従事する一方で、日本通運ペリカン便事業との宅配便統合などにも携わる。2020年同社東京支社郵便・物流営業部専門役を経て、2021年4月から現職。 応募者へのメッセージ 「紙」のコミュニケーションと言えば、先ずは手紙という個人間通信を思い浮かべる方が多いことでしょう。しかしながら、様々なコミュニケーションツールが溢れている現代において、「紙」というフレーズを外したら、いったいどれだけの方が手紙と言ってくれるでしょうか。日本郵便に籍を置く者としては、現状に甘んじているだけではいけないのですが、それだけ「紙」というものは手間のかかる特別なものであると推察する訳です。その「紙」の使ったDMは、それだけで、現代人には特別感があるものだと思いますし、そこには差し出す人や企業の想いと、受け取る方をつなぐ物語のようなものが詰まっていて、DMそのものの価値を深めているのだと考えています。そのような絆のツールとして活躍しているDMがより多く寄せられて、新たな出会いと発見があることを今からワクワクしています! |