受賞作品はどのように発表されるのか

優れたDMにスポットを当て、DM業界にさらなる発展と活性を

マス広告と違い、受け取った人にしかわからない、いわゆる「閉じた」メディアであるDMは、具体的な事例が手に入りづらく、なかなかその効果や特性を知る機会がありません。それと同時に、緻密な戦略に基づいて制作されたDMが、ほとんど評価されることなく埋もれてしまっているのも事実です。

「全日本DM大賞」は、DMの入賞・入選作品を通じ、広告メディアとしてのDMの役割や効果を広く紹介するとともに、その企画制作に携わった優秀なクリエイターたちに評価の場を提供したいという想いのもと、1987年から毎年実施し、「戦略に基づいて制作されたDM」を評価する場を提供し続けています。

時代に合わせて変化するDM大賞

近年、購買履歴データを分析して近年、購買履歴データを分析して手法が主流になる中、第34回で「データドリブン部門」を新設。時代とDM戦略の傾向に合わせて部門を新設することで、DMの可能性を広く紹介し、業界の活性に繋げています。

各界を代表する実務家が作品を審査

審査委員長の恩藏 直人氏をはじめ、国際広告賞の審査委員経験をもつ、博報堂 執行役員の木村 健太郎氏や、アートディレクターの秋山具義氏など、各界を代表する実務家が作品を審査します。そのため、全日本DM大賞に対する業界内での評価・信頼は厚く、受賞企業にとってDM施策の強力な後押しとなるような評価が得られます。

入賞・入選した場合の効果

全日本DM大賞では、なかなか見えづらい戦略性や実施効果を含めて、応募作品を審査・評価します。作品が入賞・入選した場合、広告主にとっては顧客からの信頼が向上し、効果的なフォローにつながるだけでなく、制作社も自社のDM提案力をPRすることができます。さらに、入賞・入選した作品と審査のポイントを紹介する年鑑書籍の発刊を通じて、DMの成功事例を共有し、DM活用の活性化をはかっています。