ふるさと納税返礼品風DMで認知・拡販に大成功!

ターゲット:見込み顧客 広告主:ネクスウェイ(システム開発)、エッグ(販売元) 制作者:フュージョン

返礼品が逆に届いた!?というインパクトを創出

小規模自治体にとって、ふるさと納税寄附の受領書発送業務は大きな労力を要し、業務が年末に集中するのが課題だった。ネクスウェイの「ふるさと納税寄附金受領証明書発送代行サービス」は、発送業務の負担を大幅に減らすことができるのがメリット。DMは、ふるさと納税返礼品風の段ボール箱を外封筒にして「返礼品が届いた!?」と担当者に思わせるインパクトを創出。商談アポ獲得率は想定を超える10.6%、売上見込みは6,000 万円。主なターゲットである911自治体の担当者のフルネームとメールアドレスの獲得率も、それぞれ94%、86%に達した。

段ボール箱の中は、販売元の社名「エッグ」にちなみ、卵の返礼品を演出。同梱の新聞とスケジュール帳で、サービスの内容と業務の負担軽減を分かりやすく伝えた。

審査委員講評

ふるさと納税返礼品に例えたストーリーはターゲットの心を瞬時に掴むことに成功。B to BのDM活用を地方自治体向けに確立させ、キーパーソンへのアプローチ、電話フォロー、商談アポ獲得に大きな成果を出しています。

マーケティングコンサルタント
明石智子

「スピーディできめ細やかな発送業務」という伝えたいベネフィットを、段ボールやツールを使って、「説得」でなく「体験」させることに成功していることが、10.6%という驚異的なレスポンス率につながっているのだと思います。受け取る側がどう感じるかをイメージして、おもてなしのストーリーを組み立てた「人を動かすDM」のお手本だと思います。

博報堂ケトル
ファウンダー/エグゼクティブ クリエイティブディレクター
博報堂 執行役員/クリエイティブコンサルティング局長
木村健太郎

今回、ターゲットの課題を明確にしたマーケティング視点からのストーリー作りがしっかりできています。また、ターゲットの自治体のふるさと納税に関する担当者をイメージしながらのクリエイティブ制作にもシンプルでありながらもダンボールで差別化を図り、サービスを連想できる同梱物もしっかりできている。開封してもらうだけでなく、そのあとのアクションも想定した流れにより、成果にも繋がっている証拠です。トータルで評価の高い作品でした。

アクティブ合同会社 CEO
藤原尚也