一澤だより

ターゲット:既存顧客 広告主:一澤信三郎帆布制作者:一澤信三郎帆布

お便りする気持ちで社員・職人総出の手作りDM

コロナ禍で店舗における顧客とのコミュニケーションが疎遠になったため、顧客に“お便り”を送る気持ちで冊子『一澤だより』を制作して送付。外注はせず、企画から記事執筆、写真撮影、誌面デザイン、さらには封入、郵便局への持ち込みまで、すべて自社の社員・職人総動員で行った。結果は、通常より注文数が大幅に増加。DMが届いた顧客から「一澤だより、ありがとうございます。届いたときは嬉しく、気持ちがパッと明るくなりました」「今年はなんとかして京都へ行き、お店に行きたいと思っています」など、数十通のお礼の手紙や葉書が届いた。

本文・表紙含めて12ページ、オールカラーの冊子(写真右は、第2弾)。社長コラム、新作製品の提案、職人が綴った文章、京都散策マップなどで構成されている。

審査委員講評

京都で創業の一澤帆布の店舗は、八坂神社の近くです。商品の購入は、きっと京都旅行の折でしょう。コロナで旅行ができずとも、京都からの便りに、楽しかった旅行の思い出がよみがえります。旅行したつもりで、ECでひとつ買ってみようという動機になりそうです。

株式会社クー・マーケティング・カンパニー 代表取締役
音部大輔

これはもはやDMではないです。ずっと保存しておきたくなる読み物です!「京都の世界観」はもちろん「こだわりのかばん」が伝わる、職人や社員が丁寧に企画したことがとても伝わる感動的なDMでした。

株式会社 売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO
加藤公一レオ

企画から発送まで100%自社制作、一澤帆布の気持ち100%、買ってくださいではなく 「ほっこりした気持ち」を伝えるという王道ブランドDM。お客様からの好評だけではなく、注文数も大幅に増えさすがです。

一般社団法人 日本ダイレクトメール協会 専務理事
椎名昌彦