REPORT Vol.20 【事務局キャラバン】イムラ封筒

2022年 7月29日

第36回 全日本DM大賞 金賞グランプリ受賞企業にインタビュー

キャラバン第2弾となる今回は、第36回で金賞グランプリを受賞したイムラ封筒から武さん、床井さんにインタビュー。DM大賞応募の背景や、エントリーシートを書く際に気をつけたことなど、次回応募を検討中の方にとって必見の内容をお伺いました。

金賞グランプリ受賞!「認知拡大&新規獲得! toB向けカフェ風DM」

同社は2021年、新たな事業として顧客のダイレクトマーケティングを総合的に支援するサービス「イムらと」を立ち上げた。しかし、顧客における同社のイメージは封筒製造業者やメーリング事業会社という捉え方が根強い一方、これまで封筒などの有形商材を主に扱ってきた営業メンバーも顧客の課題を解決するという無形商材を、どう営業したらいいかよく分からないという課題があった。 そこで、「イムらと」のサービス内容とブランドの認知拡大を行い、 顧客獲得を目指すDMを実施した。

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DM大賞の応募について

ーDM大賞に応募したきっかけを教えてください。

武さん:当社は封筒の製造・販売会社です。過去には封筒のギミックを伝える会報誌的なDMは出していましたが、それ以降は、PR目的の活動はそれほど行っていませんでした。そんな中、2020年にダイレクトマーケティング支援事業「イムらと」を立ち上げました。この新規事業の認知を拡大したい、という思いもあり、DM大賞にエントリーさせていただきました。

ー作品の評価にはエントリーシートの記載内容が大きく影響すると思いますが、実際にエントリーシートを作成する際にどのようなことに気をつけましたか?

床井さん:基本的なことではありますが、簡潔に、ポイントが伝わるように意識しました。具体的には、複数の記入項目で内容が重複しないようにすること、数字で表現できるものは数字を使って記載することなどに注意しました。

ーどのような体制でエントリーシートを作成しましたか?

床井さん:営業担当含め、何名かで手分けしてベースを作成し、最終的に私が各シートをチェックするという体制で連携して進めました。前職でDM大賞の応募経験があったので、社内でエントリーシートの書き方講座を実施し、各担当にレクチャーしました。

受賞後の反響について

株式会社イムラ封筒 メーリングソリューション第一部 武 数馬さん、床井 奈美さん

ー受賞をきっかけに、自社でどのようなPRを行いましたか?

武さん:プレスリリースの配信、ホームページや社報への掲載を行いました。毎月定期的に実施しているお客様向けのセミナーでは受賞作品の紹介をするなど、受賞をフックにしたコンテンツ制作を実施しています。

ーその結果、社内外での反響はいかがですか?

武さん:社外の反響で言うと、4月以降、「DM大賞を見ました」というお問い合わせが複数ありました。また、過去にお取引まで至らなかった企業から相談の連絡がくるなど、見込み客からの信頼が厚くなったように思います。

床井さん:社内では、改めて「イムらと」の事業認知を深めるきっかけになりました。拠点も部署も複数ある中で、「イムらと」は部署単位でこじんまり進めている事業なので、具体的にどういうことをやっている部署なのか、実は社内でもやんわりとしか知られていない部分がありました。今回の受賞をきっかけに、管理部門など関わりの薄かった部署でも認知を促進することができ、社内で前向きに応援してもらえるようになりました。また、「自分の部署でもこういうことがやりたい」という新たな波及もありました。

武さん:ビジネスモデル的に、クライアント様とのやり取りの中で感謝されることはありましたが、第三者から評価されるケースが少ないので、グランプリ受賞はメンバーのモチベーションアップにもすごく影響があったのではないかと思います。

ーお話いただきありがとうございました。
最後に、次回のDM大賞に向けた抱負をお願いします。

武さん:今回は自社のDMで金賞グランプリを受賞しましたが、次回はクライアント様の作品でグランプリを目指したいです。

「イムらと」自体は一事業部で運営しているサービスであるものの、DM大賞の受賞を通じて社内別部署への波及効果が生まれるなど、組織全体に良い影響をもたらすことに繋がったという非常にポジティブなお話を伺うことができました。次回はクライアント企業様のDMでグランプリを目指すということで、ぜひご応募をお待ちしております!武さん、床井さん、この度はありがとうございました。

今後のキャラバンについて

今後も、DM施策に取り組む日本各地の企業を対象に、直近のDM活用事例やその反響といった内容についてインタビューを実施してまいりますのでご期待ください。

第37回 全日本DM大賞について

第37回 全日本DM大賞は、2022年9月募集開始予定です。 詳細は、応募概要をご確認ください。

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